高齢夫婦死亡、介護疲れで無理心中か 厚木
産経ニュース / 2018年2月27日 10時20分

25日午後6時50分ごろ、神奈川県厚木市中依知の無職、野間口求さん(80)方で、野間口さんと妻の無職、百合子さん(77)が死亡しているのが見つかった。

厚木署によると、野間口さんは1階和室の介護ベッドに仰向けの状態で、首にひものようなもので絞められた痕があった。
百合子さんは2階の和室内で、着物の帯で首をつった状態で見つかった。
玄関の鍵は施錠されており、1階リビングのテーブルの上には「もう少し一緒に生きていたかった」などと書かれたメモが置かれていたという。

24日夕方ごろ、近隣の70代男性に百合子さんが「介護に疲れて死にたい」などと話しており、
25日夕方ごろ、野間口さん方に明かりがつかないことを心配した男性が119番通報。
駆けつけた救急隊員が2人の遺体を発見した。

同署は、無理心中の可能性もあるとみて調べている。

https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_afr1802270011/