神様が透明な明かりを灯すろうそくに
火をつけるために
マッチをしゅぽとすりました。
朝焼けです。
神様は、ひもすがら、天道めぐり、
とても大きなろうそくを持ち、地上を照らします。
さて、歩き疲れた神様は、煙草を一服。
ほ、ほ...ここでまた、マッチをしゅぽとすりました。
夕焼けです。
出てきた煙が、ふわふわと漂っていました。
神様、天蓋のついた金やダイヤのちりばめられた
ベッドで、休息のおやすみです。
「神様、またあした。」