13歳実子と常習的な性交 母親を書類送検

 18歳未満の実子と性交したとして、警視庁千住署は9日、監護者性交等の疑いなどで、
足立区千住旭町に住む女(33)を書類送検した。同署への取材で分かった。女は容疑を認めているという。
母の実子に対する性交等を立件したのは全国初。

 生活安全課によると、女は長男(13)らの生計を支え、監護する立場にありながら、
少なくとも8月末に7回、自宅等で長男と性交し、この様子を携帯端末で撮影させた疑いがある。

 女は、遅くとも2016年冬頃から、常習的に長男と性的行為を繰り返していたという。
長男が通う中学校が相談を受け、足立児童相談所に通告したことにより明らかになった。

 現在長男は、次男(2)と長女(1)と共に児相の一時保護を受けているが、帰宅を強く望んでいるという。
女には親族がおらず、また妊娠していることから、
捜査関係者は「児童福祉と母体保護が必要なこれら諸事情を鑑み、
長期にわたる性的虐待の犯情に関わらず逮捕を見送った」と説明している。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14089867.html