祖母が「「春のうららの隅田川」って歌は源氏物語の六条の御息所が詠んだ歌だって田辺聖子さんが言ってたと半藤一利が言ってたんだけどちょっと調べてくれる?」
と女学校時代にすてきな先生が音楽の時間に教えてくれたという滝廉太郎の「花」という大好きな歌の歌詞について出典を聞いてきたので
Google先生にきいたら同志社女子大の教授のブログがヒットして
「源氏物語」の「胡蝶」巻で六条院で春と秋の勝負を紫の上と秋好中宮がしたときにある女房が詠んだ歌が出典と見られる、ということがわかったので岩波文庫の「源氏物語」(三)の「胡蝶」を祖母に持っていった