ヘッセは「荒野のおおかみ」に衝撃を受けた。
精神的にあっちの世界に行ってしまっているのに、精神的に破滅しないで作品として完成している。
この作品を書いてるころだと思うけど、ヘッセがユング派のセラピストに分析を受けていたというのに納得する。
普通の作家がこの世界まで行ってしまったら、精神が錯乱するか自殺するかだと思う。