>>322
ガボール・マテ『身体が「ノー」と言うとき ――抑圧された感情の代価』(日本教文社)のなかでも、創造性の重要性が語られていました。
以下、引用です。

 私は、人に聞いてもらうためだけではなく、自分で自分の言葉に耳をすませるためにも、自分の思いを文字にする必要があった。
 創造性を発揮するには、いくつもの方法がある。文章、美術、音楽、仕事上の創意工夫、さらには料理、庭いじり、社交的な会話まで、人それぞれに創造性を活かす道はある。
 大切なのは、やりたいという欲求を尊重すること。それが自分にとっても他人にとっても癒しになる。それをしなければ、体も魂も萎えてしまう。
 われわれの内にあるものは表出すべきである。そうしなければ不適切な場所で爆発し、あるいは慾求不満で身動きできなくなるかもしれない。