少年と犬 馳星周
今年の直木賞受賞作。
東日本大震災以降の人と犬の絆を描いた作品。
この作者は不夜城をはじめ、暗黒小説と呼ばれるヤクザマフィア絡みの気分の悪くなるようなジャンルばかり書いていて、とても直木賞小説を書くとは思えず思わず手にとってしまった。
読んでみると裏社会の人間も少し出てきたが相当マイルドに書いていてここから作者の作品に興味示すと酷い目に遭うと思う。
ウシジマくんみたいに面白いけど気分の悪くなる作品を書くひと。
メンヘラの症状が重くない学生時代によく読んでた。
今は残酷過ぎて読めない。