単純に「フルパワー」っていってもEU仕様か「各種制限全解除のフルパワー」なのかでだいぶ違うよ。
EU仕様って事になるとECUの内容(特にスロットル開度)をEU仕様に書き換えるだけでできるし。
その場合は体感(グラフでも同じような感じ)だと11000〜11500rpmからの伸びが違う。
街中や峠程度じゃわかんないよ。
例えば菅生の最終立ち上がってストレート登って行く時とかの高負荷の場所ならハッキリ差が出る。

で、触媒ストレート入れて更に上を目指すのなら排気バルブレスなりの燃調を書き込まないとダメ。
そのままの燃調じゃ排気バルブが無くなって燃調が薄くなるからその辺のトルクが減ってしまってスカスカになる。
その辺を補正したデータ入れてやってスロットル制限外して更に点火をちょい進めで「本当のフルパワー」にすると
某ブログのようにかなりのパワーは出るけど当たり前のようにエンジンの寿命は短くなる。

そしてO2センサーのフィードバックを使った「夢のような制御」だって実は夢のような訳ではないよ。
フィードバック制御にも落とし穴がある。

ちなみにフルパのままで車検通るかだけど
アジア仕様をEU仕様ECUにしただけならば問題ない。
排気騒音測る時も車検証にあるアジア仕様の回転でやるからね。
(アジア仕様とEU仕様は測る回転数が違う)
EU並行モノだと元々ギリギリ(中には裏技使って通してるトコもあるし)な感じだから
経年劣化でノーマルマフラーの消音効果が落ちた時には通らない可能性大だね。