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CB750Fourがこの世にデビューして以来、脈々と受け継がれてきた並列4気筒エンジンが搭載されているのだが、冷却方式にあえて空冷を採用しているのが特徴だ。
これにより、限界性能の高さではなくルックスやテイスト、所有感などの要素を高めている。
出力特性は中・低回転域を重視し、アクセルのレスポンスもマイルドに設定されている。1,140ccという大排気量車ではあるが、ビッグバイクビギナーにもやさしいモデルといえるだろう。
しかし、もっさりとした“やさしいだけのバイクではない”というのもCB1100の大きな特徴である。
“CB”(クラブマンという)称号
“空冷4発”という言葉の響き
いかにもバイクらしいオーソドックスで飽きの来ないデザイン。現代の技術と伝統を融合させた、ホンダ渾身のモデルがCB1100なのだ!
スペック至上主義ではなく、美しさと走りの味わいを追求して、エンジンにはあえて“空冷”を採用。
よく見てみれば冷却フィンの厚さや奥行き、傾きにもこだわり、機能美を具現化したといえる。バフ処理をほどこしたエンジンヘッドカバーも存在感を放っている。