SS→ネイキッド化→ストリートファイターの改造が流行る。
SSをベースにストリートファイターを作成すると当然元のSSより金がかかる。
しかしパワーそのままポジションアップハンだから真性のじゃじゃ馬だし危険な乗り物。

ストリートファイター人気に目をつけたメーカーは自前で開発を始める。
最初からカウルも省いてアップハン付けてエンジンは少しマイルドに、この辺はメーカーの責任もある。エンジンがマイルドになった分フレームとサスをグレードダウンしてコストを下げる。
結果的に充分な馬力を発生しつつメーカー製の安心感とコスパに優れたストリートファイターが生まれた。

メーカー製のストリートファイターはよく売れたが、SSベースのエンジンは初心者に扱いきれず、価格もまだ高いと思うユーザーが多かった。
メーカーはストリートファイターの雰囲気をもつデザインのネイキッドを開発し、誰でも乗りやすい車体に仕立てた。エンジンもサスも優しく財布にも優しい MT07の登場である。
MT07