ブレーキラインのエアなんて、そもそも100%完全には抜けないんだよ
どこかしらに、微細なエアが残ってたりする
なので、より万全を期するために、ブレーキレバーを握って(常識的な強さで)、タイラップや紐で固定して、一晩放置するって手法もある
この一晩放置作戦は効果てきめん、スポンジーな感じが一切なくなり、レバーを握った瞬間から「圧」がかかるのを実感できる
でも、しばらくすると、徐々にスポンジーな感じに戻ってくる

そのような事をもって、「エア噛み」と表現したんだね

どんなバイクでも、大なり小なりそんな感じだろうけど、S1000の場合、その変化が分かりやすい
つまりは、そもそも、制動時の初期ストロークでの制動力の立ち上がりが弱い特性があるので、よけいにそれを感じちゃうのかもね

理由は解らないけど、実際に「一晩放置作戦」で、かなり症状が改善するのはまぎれもない事実なんだよね
ちなみに、自分の車両は購入後半年程度で、フロントブレーキのフルード交換はもちろん、パッド交換も行った事はない車両