>>571
バイクのレギュレータは正確にはレギュレートレクチファイアといって、2輪用はほぼ単独で新電元って会社で作ってるんだが、
発生した電気(交流)を整流(交流を直流へ)と16〜18Vくらい出てくるものを14Vくらいまで降圧してる部品なんだけど、
その中に使われている部品でサイリスタ(レクチファイア側)とツェナダイオード(レギュレータ側)が熱で壊れやすい
んで、それが壊れると基本ショート(物理的に破損したらオープン)になってレギュレータからの出力は一気に下がる

当然バッテリーに充電はされないので、
プラグがバッテリー点火の場合はバッテリーが生きている間は走れるけど、電圧が下がってきたらそこで終り

ちなみに回路によっては変わるけど、
基本的な回路ならツェナとサイリスタ以外の部品が壊れた場合(または上記の部品がオープン)は出力が跳ね上がる(一般的なバイクなら18Vくらいか)
んで過充電で鉛バッテリーなら一発で死ぬか破裂するか、リチウムで保護回路が無ければ燃えるかって感じ

バイクの発電は作った電圧と使用電圧(大抵は18V→14Vくらい)の差分は全てツェナと分圧用の抵抗で熱として処理されてるし、
熱は電子部品の劣化を早める要因なので、余剰電力が有れば有るほど壊れやすい
本来はもっと走行風に当てたり放熱フィンを大きくして冷やしてやらないといけないんだけど、セローはシート下に隠れてるからなw