多くのバイクで使われている湿式多板クラッチは、たくさんの円盤が
オイルの中に浸かっている構造になっており、円盤と円盤の隙間はすごく狭い。
クラッチを切ると円盤同士が離れて駆動力を切り離す仕組みになっている。

冷えたエンジンのオイルは硬いから、クラッチを切って円盤同士を離しても
オイルが力を伝えてしまうので、クラッチの切れが悪くなる。
よって冷間時にローに入れた時のショックは大き目になりがち。