カタナはベースモデルであるGSX-S1000よりも優れています。
シンプルな改良によりGSX-S1000のネガな部分を無くしているからです。
スロットルチューブを非対称の形状に沿ってケーブルを走らせるようにした結果、開け始めのスロットルレスポンスをソフトにし、テスターの不評を買ったギクシャク感を解消しています。

その批判は当然のことでした。
GSX-S1000は磨耗したか組み立て段階で取り残されていた不良品のゴムを備えたバイクのように感じたからです。
しかしカタナではそのような問題は起きません。
ほんのちょっとプラスチックの形を変えることでそれを解決できるなんて誰が考えたでしょうか?

後輪の周りを覆うオシャレなサイドマウントのナンバーステーはカタナが汚らしい小猿であることを意味します。
我々テスターが走った殆どの行程において、泥汚れがバイクやライダーに向かって飛び散っていました。

その個性的なルックスに惹かれたあなたから外観に隠されたバイクが価値を高めるのに十分であるかと聞かれたならば、答えは「Yes」です。
カタナは一見の価値がある、とてもまともなバイクと言えるでしょう。
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