令和によみがえったスズキ新型カタナ、開発秘話。
最も苦労したのは「ハンドルの変更」
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テストライダーを務めた大城氏によれば、ローハンドルのカタナを実走したところ「ハンドルが低い位置にあり、乗ったときにバイクとしてバランスが取れていないなというのが、正直なところでした」と言う。
プロトタイプということで、デザインがよくても実際に走ったときの感触としてはベストというわけではなかったようだ。

「デザインが決まっているとシートの着座位置もある程度決まっているので、そのなかでどこがベストなのか、というのは考えるプロセスとして、通常の開発としてはあまりやらない方法でした。どこがいいのだろう、と探すというのが大変苦労しました」

「デザインに『こうしたい』と要望を出しながら進めるのが通常の流れです。これが、(カタナ3.0コンセプトという)大枠が決まっているとなると、それを成り立たせるという、新しいアプローチになります」
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