オイルの劣化についてこれも大事なことなのだが、黒くなったら劣化しているのではない
新車でもなければ、オイルは交換して一週間も走れば、すでに真っ黒になっている
なぜならオイルを交換しても、エンジン内には古いオイルが残っているから
またエンジン中に溜まっていたスラッジが新しい油の洗浄効果で落ちるので、入れ替えてすぐには真っ黒になる
これは残っていたスラッジがオイル中に浮いているだけであり、酸化してるわけでもなく、粘度が低下しているわけでもない
むしろ交換してすぐ黒くなっていない方が問題
それは汚れが落ちていないということだから
フラッシングを兼ねて安いオイルで3連続でオイル交換するテストをしたことがあるが
一回目に換えてアイドリング15分して排出したオイルは最初に排出したオイルと同じように真っ黒だった
二回目もほぼ真っ黒、3回目でやっと透明度が出てきたか?というところだった
つまりオイルを一回交換した程度ではエンジン内に古いオイルもスラッジも溜まっているので、入れてすぐには真っ黒になっている
このまま次回のオイル交換時期に見たところで、黒くて当たり前