Netflix映画『ROMA/ローマ』(2018)が第91回アカデミー賞で監督賞(アルフォンソ・キュアロン)・外国語映画賞・撮影賞(アルフォンソ・キュアロン)の3部門に輝いたことを受けて、
スピルバーグは、映画芸術科学アカデミーの理事会でノミネート条件の変更を支持、提案する構えだというのだ。
現在、スピルバーグはアカデミーの監督部門で理事を務めている。

あきらかに今回の報道を受けてのものであろう、NetflixはTwitterを通して声明文を発表した。

「私たちは映画を愛しています。そして、これらのことも同時に愛しています。
・つねに金銭や時間の余裕があるわけではない、あるいは映画館のない町に暮らしている人々にも作品が届くこと。
・誰もが、どこであっても、同時に作品を楽しめること。
・アートを人々に伝えるための、さらなる選択肢をフィルムメーカーに提供すること。
これらは互いに矛盾するものではありません。」

実際にスピルバーグが理事会にて提案に及んだ場合、どのような結果が生じるかはわからない。
SNSではスピルバーグへの批判が大きいものの、IndieWireによれば、Netflixの手法については既存の映画スタジオも不満を呈しているというのだ。
たとえば、Netflixがアカデミー賞のために巨額の予算を投じてプロモーションを行ったこと、
『ROMA/ローマ』の米国公開期間が3週間しかなく、興行成績が発表されなかったこと、
すでに作品が全世界で24時間観られるようになっていることだ。
もちろん、これらは一切アカデミー側の提示する条件に反するものではないのだが……。


以上抜粋
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https://theriver.jp/spielberg-netflix-wars/