米動画配信大手ネットフリックスが16日に発表した2019年7〜9月期決算は売上高が前年同期比31%増の52億4500万ドル(約5700億円)だった。
成長を測る指標になってきた有料会員数は9月末時点で1億5833万人と、
3カ月前と比べて677万人の増加。会社予想の700万人増には届かなかったが、米国・海外ともにプラスを維持した。

米国の有料会員数は51万7000人増の6062万人。
8年ぶりのマイナスに転じた4〜6月期に続く2四半期連続の減少が懸念されていたが、小幅な増加を保った。
1980年代を舞台にしたSFホラーの人気作品「ストレンジャーズシングス3」などが加入を促した。

海外の有料会員数は9771万人と626万人増えた。
俳優の山田孝之氏が主演を務めた「全裸監督」(8月公開)は日本やアジアの会員増につながったという。
2019/10/17 5:46
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51066590X11C19A0000000/