ホ103用の榴弾 (信管付焼夷榴弾)と、各口径の特殊焼夷弾 (無信管焼夷榴弾)、空気信管付榴弾 (無撃針焼夷榴弾)の略号からマ弾という。マはMachine Artilleryの略だと推測
陸軍はノモンハン事件の経験でソ連のツポレフSB爆撃機のような近代的な重爆を撃墜するには燃料タンクへの火災によって撃墜するのが不可欠と判断して各種焼夷榴弾の開発に取り組んだ
ホ103用のマ弾を紹介すると
マ103 榴弾
https://i.imgur.com/D87Yc5e.png
マ102 特殊焼夷弾
https://i.imgur.com/2IQypYV.jpg
マ105・マ106 空気信管付榴弾
https://i.imgur.com/u3q6XW8.jpg
航空機用機関砲及弾薬略号 昭和１９年７月現在 C14010984100
特殊焼夷弾は信管を取り除き炸薬と焼夷剤を増やし着火率と生産性を向上させたことで連合軍側も評価している
「無信管焼夷榴弾マ弾は、信管がないため炸薬を増やすことができ、生産性に優れ、燃料タンクへの着火率が高い非常に効率的な焼夷榴弾である。日本人は各種口径の航空機銃で実用化した。特筆すべき開発兵器である。」
（米国戦略爆撃調査団）
https://i.imgur.com/hOa3trw.jpg
7.7mm特殊焼夷弾マ101のバグレポートに詳しく書いてあるので参考までに
https://forum.warthunder.com/index.php?/topic/402564-177282-japanese-navy-and-army-missing-he-round/
