>>615
ソ連のAPBCはもともとチハみたいな薄いけど表面硬化処理してる装甲(固いので37o砲程度の軽いAPだと跳弾させ易い)
に平頭弾で食いついて表面をプレスして割り、裏側の柔らかい装甲ごと押し抜く事に最適化された弾で
一般的な均質圧延装甲には、尖頭弾に比べて侵徹時に大きく減衰して非効率的なのよ

戦中ソ連の報告書でもその事で問題になっているが
尖頭弾は平頭弾より高品質鋼と高度な製造技術が求められるので、当時のソ連には切り替えを行う余裕がなく
もともと他国より砲口径は1歩リードしてたので、そのまま質量の多い大口径砲の採用という方向で埋め合わせる事に落ち着いた
ソ連がテストした貫通データがなんとなく低め(で、鹵獲したドイツ側が新たに製造した弾が貫通高め)なのはそのせいもある

Gaijinの大祖国愛には邪魔だから敢えて無視してるんだろうけど