1月

ギリシャのカイロスは考えた
太陽が出れば暖かい
太陽の近くに行けばもっと暖かいはず
カイロスは蝋で翼を作り背中に装着、その姿は伝説のメガ進化そのものだった
カイロスは大空へ飛び立つ
天空の上に輝く、太陽の温もりを目指して

リザードン「あ、カイロスくんだ。いい翼だね!でも寒くないの?」

カイロス「平気ロスよ?」

リザードン「カイロスくん、こんな上空まで来て、寒いの苦手じゃなかった? 僕はたまに火の粉ふいて大丈夫だけど……」

カイロス「ああ、それなら」ゴソゴソ

カイロス「カイロッス」

なぜ僕は大切な友達にだいもんじを打ってしまったのだろう
ブースターは冷たい鉄格子の中で深く反省した