ジム管理人だった頃の思い出
田舎の大学生で暇だったからふとポケモンgoでもやってみようと思い立った
続けるつもりはなかったが、アパート横の公園がジムだったせいでどっぷりハマってしまった
ジム管理人に就任するまで時間はかからなかった
どうやら自分の下に住む親子3人の一家もジムの管理人らしい
父、母、小学生の息子がそれぞれ赤、青、黄色に分かれ回している
なんとも微笑ましかった
主婦の母親がの8時から、息子が帰宅後の16時から、父親は夜遅くの24時からを守る
うまくできているものだ
自分は息子さんと同じ黄色で、活動時間も近く便乗する日々

ある日、からかってやろうと父親がジムを落とす24時から息子のポケモンを金ズリ防衛してみた
6個目の金ズリのあと、ズン!!という音が下から聞こえ、床ドンされたw
すみませんw早く寝たいですよねwと悪戯をやめて床についた
父親はヘソを曲げたのか、その日を境にジム管理人はやめてしまったらしい
青と黄色の2色ジムになってしまった
なんだか悪いことしたかなー気まずくなり、自分もジムにはポケモンを置きづらくなった

時が経ち大学を卒業し、隣の市で働くことになった
仕事でそのアパートの近くを回る時にポケモンgoを起動すると懐かしのジムが見える
赤のことも多く、親父さん再開したんだなと安堵した
3人で仲良く今もポケモンgoを楽しんでいるのだろうか