松田「保乃、貸した本返してよ」
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保乃「え?返したよね?ニーチェの本」
松田「またそのあと借りたじゃん」
保乃「えぇ〜??借りたっけ?なに借りたっけ?」 森田ひかる「保乃、ボールペン返して」
保乃「あ、ひいちゃん、ごめんな、もうちょっと使わせて」
森田ひかる「は?…パクる気?」
保乃「パク…る…?いやいやいや!ほんの今さっき借りたばっかりやん??」 森田ひかる「わたしも使うんだから返してよ」
保乃「ちょっと待って!ひいちゃんから使ってって言うから今さっき借りたんやん!」
松田「あのー、私の話も聞いてもらえますかー、私の本返してくださーい」 森田ひかる「松田、たぶんこの人返す気ないと思うよ、すぐ使い終わるかなって思ったら返そうとしないんだもん、松田も多分そんな感じだよね?」
松田「うん、すぐ読んで返すからねって言うから貸したんだけどさー」
保乃「あーもう!返す!返すって!ボールペンは他の人に借りるから!まつりちゃんの本も家帰ったら探すから本の名前教えてや!」 松田「え、なんか感じ悪い」
森田ひかる「思った」
保乃「えぇ…??」
松田「なんか怒られてる感じしなかった?」
森田ひかる「したした」
保乃「それは…(人のこと盗っ人みたいに言うから)」 森田ひかる「…」
ホノノデカケツキックドガッ!
保乃「ッッンゥゥゥ…⁉︎?いたぁあっ!?…もうっ!!!なにっ?!!」
森田ひかる「ボールペン返せって」
顔ビンタバシッ
保乃「ぁぁっ……、返すって!!もう!!!」 松田「本返せって」
顔ビンタバチッ
保乃「え?!」
森田ひかる「ふふwww」ケラケラ
松田「返してね」
保乃「まつりちゃん…(へ?なんでまつりちゃんにもぶたれたん?)」 自宅
保乃「(悪ノリって奴だったんかな…)」
保乃「まつりちゃんに限ってあんなことする…?」
保乃「あーもう嫌や…ストレスでめちゃ鳥肌えぐいし…」
保乃「(そういや借りた本の名前結局わからん)」 LINE
保乃:
まつりちゃん今日はほんまごめんな
明日本返すから本の名前教えて
松田:
それがさ
私も覚えてないんだよね
保乃:
?!(スタンプ)
松田:
でも貸したってのは絶対 保乃「え…」
保乃「なに言うてるん…」
保乃「って、保乃も覚えてへんから人のこと言えへんか…」
保乃「どうしよう、とりあえず部屋探そうか…」 翌日
夏鈴「ねえ、保乃、松田の本ちゃんと持ってきたの?」
保乃「へ?夏鈴ちゃん?なんでそのこと知ってるん?」
夏鈴「さっき松田がみんなに話してたよ、やっと保乃に本返してもらうって」
保乃「…(どうしよう、持ってきてないよ)」 松田「おっすー、保乃、本持ってきたよね?」
保乃「ごめん」
松田「え?」
保乃「だってお互い本の名前分からんやん?!持ってこれる訳ないやん!」
森田ひかる「なにヒステリーになってんの?松田かわいそ」
保乃「っ!(はっ!確かに!ストレスでつい…)」 松田「まあ私も悪いよ、なに貸したかくらい覚えておかないとね」
保乃「ううん、保乃もド忘れしてごめん、本の名前思い出したら必ず返すから」
森田ひかる「保乃」
保乃「ん?」
森田ひかる「ボールペン返せっつってんだろが!!!!!」
保乃「ッヒ?!アイダァァァァ‼︎‼︎‼︎」ホノノデカケツブルブルブルブルブルブル‼︎‼︎‼︎ 保乃「き、昨日、2人と揉めてそれで忘れてもうてたな、今ボールペン返すから」
松田「本返せよ!」
保乃「アゥ」ホノノデカケツバチン
保乃「え?!!蹴られた…え…(…まつりちゃんに)」 森田ひかる「なに?」
保乃「あ、いや、えっと」
森田ひかる「松田だって保乃のお尻蹴る権利あるでしょ、ないと思ってんの?」
松田「保乃、ごめん、蹴るつもりはほんとなかったんだけど、保乃の態度がどうしてもちょっと」
保乃「態度?」
松田「その保乃のさ、目見開いてきょとんとしてる表情、すっごい腹立つんだよね」
保乃「え…」 森田ひかる「それだよそれ今の表情」
保乃「…」プルプルプル
松田「悪気ないのは分かってるんだけど、でも、ね、なんか、うん」
保乃「…」プルプルプル
森田ひかる「なんか言ったら?」
松田「辞めてあげてひかる、私は別に保乃を責め立てたい訳じゃないから」
保乃「(はぁ…?蹴ったやん…でも蹴ったやん…顔むかつくとか言ってきたやん…)」プルプルプルプルプルプル 松田「返してもらえないって分かったからもういいや、ひかる、行こ」
森田ひかる「うん、行こ、ほんとありえないわ」
保乃「ちょっと待ってや!」
保乃「ボールペン返して欲しいんやろ!!」
保乃「行ってもうた…」 この人、いい話書くんだけど、結末まで書かずに放置するから嫌い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています