フレミングが考案した英語による原形では、

seCond(Central) finger(中指) -- Current(電流)
First(Fore) finger(人差指) -- Field(磁場)
THuMb(親指) -- THrust(推力) あるいは Motion of the conductor(導体の動き)

と、指の名称と対応させて覚えるものだったんやで。

日本語では、それぞれの頭文字をとって中指から電・磁・力、あるいは親指から、ドラマなどで馴染みのある米連邦捜査局の頭文字と同じFBI(それぞれ力・磁界・電流の記号)などという覚え方があるが、
どちらの指から始まるのかを別に覚える必要があり、親指が一般に最も力の強い指なので、親指=力などと覚えるんや。

これは電流の発生によって導体に働く力が発生する現象を示しているが、これの逆の電磁誘導の法則としてフレミングの右手の法則があり、右と左のどちらがどちらかの覚え方などについてはそちらを参照のことやぞ。