査読前論文
https://i.imgur.com/Swhtd97.jpg
https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3949410
スウェーデン、COVID-19ワクチン接種後9ヶ月までの有効性について。preprint
約170万人対象。
発症予防効果はファイザー製接種15-30日後92%→121-180日後47%まで低下、211日後以降は未接種者と有意差なし。
モデルナ製は緩徐に低下、6ヶ月以降でも59%。
AZ製はより低く早く減弱し、121日以降は未接種者と有意差なし。
全体では15-30日後に92%とピーク、以降漸減し211日後以降は未接種者と有意差なし。
COVID-19による入院or何らかの理由による30日以内の死亡の予防効果は15-30日後89%であり、181日以降は未接種者と有意差なし。
男性・高齢者だと有効性低く減衰しやすい。
この結果は3回目接種の理論的根拠を強化する。
発症予防効果はやはり経時的に低下。
入院or死亡予防効果は信頼区間がやたら広いけども、これも経時的に低下すると見てよいだろう。
preprintなので注意。