0064名無しのアビガン(栃木県) (アークセー Sx91-b1wu)
2022/03/18(金) 19:47:06.31ID:aUWtDwOSxJ Sato @j_sato
バラバラの大衆が、共通の群衆心理へと変容するには、変容する前の大衆が次の4条件を満たしている必要がある
1)社会的絆の希薄さ
2)生きていることの意味の希薄さ
3)漠然とした不安感
4)漠然とした不満や向かう先のない攻撃性
→コロナ前の現代社会はその状態だった
上記4条件が成立している大衆に
・不安の対象→ウイルス
・その対象への対応戦略→感染症対策
を提示する物語を、繰り返しマス・メディア等を通じて大衆に語りかけると、大衆は群集心理状態へ変化する
群集心理状態となった大衆は、団結して対応戦略を遂行しようとする。犠牲を払うことも厭わない
その団結が、新たな種類の社会的絆を生み、生きている意味を人に与える
孤立感のあるネガティブな精神状態から、社会的絆が非常に強いハイな状態へと変化し、社会的絆への精神的中毒状態になる
この精神的中毒状態が、どんなに馬鹿げているコロナ物語でも群衆が支持し続ける理由。気持ちいいのだ
物語に合理性は求められない。むしろ馬鹿げている方が社会的絆を確認する「儀式」として機能する
群集心理状態となった大衆は、物語の対象となっている非常に狭い範囲のこと(→コロナ)にしか、認知的・感情的リソースが向かわなくなる
他のより重要なことで問題や痛みが起きても気づかなくなる
群集心理になると、個人の自由よりも集団を優先させ、進んで自己犠牲を払うようになる
スターリンは、自らの共産党メンバーの50%を粛清・殺害したが、驚くべきことに、その粛清された共産党メンバーは反対や抗議をすることなく、集団のために粛清を受け入れていた
物語にそぐわないことを言う人は、侮辱され非難され別扱いされるようになる
群集心理の一つの特徴は、異なる意見に対して、極めて不寛容となることだ
群集心理下では、正・善・得等の価値基準よりも、集団の団結を守ることが最優先事項となるから、こうなる。団結さえ守れれば何でもよいのだ