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>>778
お教えくださり有難うございます。

○わたくしの理解では、「抗生物質」とは「病原微生物に対して殺菌・静菌・抗腫瘍作用などなど、をもつ物質のうち、微生物が産生するもの」くらいのものでしたが、ひとことに「抗生物質」と言っても触媒として働くものがいろいろ発見、研究されています。
また、イベルメクチンの多岐にわたる作用機序の中でも、「アジュバント(=抗原性補強剤)としての働き」があると、大村智博士ご本人が言っておられます。
また、イベルメクチンには抗炎症作用(炎症性サイトカイン・インターロイキン産生の抑制)や、転写因子が働きかけるmRNAへの転写活性化を抑制するメカニズムなどもあります。
手短に申しますと、これから新たな医薬品となる抗生物質は合成薬も含めて、一般に想起される「抗生物質=殺菌、抗菌」のステレオタイプを大きく超えているのだと思うのであります。

○ところで、「腸内フローラのバランス」についても、新型コロナウイルス感染症の患者の腸内フローラに特有のアンバランスが見られることがわかっております。
以下は想像ですが、本来のバランスを取り戻すべく体内で起こっているはずの酵素反応を活性化させる化合物として、いわば「補因子」的に働く化合物があれば、素晴らしいですよね。そのような働きをする物質が発見されてもおかしくないだろう、という、これは夢想ですね。

○新たな創薬のために発掘、研究されている抗生物質のさまざまな働きについては、公表されていない部分も多いように思われ、とくに「触媒」としての作用は(生体の本来の治癒力を引き立ててしまうという点で)かなり危険に満ちた期待の星なのではないかと想像しているのです。
たとえばイベルメクチンの抗腫瘍薬としての働きも、既存の抗がん剤の嘘がいよいよバレては大変。
また、イベルメクチンの効能を認めざるを得なくなる時が来たら来たで、もしもどこかの製薬会社や研究機関がそのメカニズムを解明して認可でもされようものなら、メルク社はイベルメクチンを「抗腫瘍薬」としては売り出せなくなるのですよね?
認めてたまるか、知らしめてたまるか、の世界なのですよね。

そのようなことを考えておりますと、長年虐げられてきた天然の抗がん作用のある食材や薬草の成分にしても、まずは西洋医学の範疇に入り込み、新たな物質を「発見!」みたいな新大陸コロンブス的な舞台に乗せねばならぬのか、とあれこれ想像します。
初級学習者なので、考えついたままを書き連ねさせていただくという、恐いもの知らずの高校生だと思し召して、多目に見てやってくださいませ。