ボードゲーム「璃月千年」
暇つぶしに凝光は碁のゲームを開発した。
璃月港の実際の街の地形を元に作った基盤に街、露店、茶館、商店、食堂と店舗があるほか、6面、10面、12面のサイコロがついている。プレーヤーはサイコロを振って進むマスを決める。止まったところによって様々なイベントが発生する。ゲーム終了時に所持チップで勝敗を決める。
凝光の機嫌によって、ルールは常に変わっている。他人と遊ぶ時のルールは、凝光が持っている最新版を基準にしている。
機嫌が良い時はその場で紙を持ち出しルールを更新することもある。ーー今まで凝光に勝った者はいない。ちなみに最新バージョンはVer.32.6である。
市場に流通しているもののうち、凝光が最もわかりやすいと評価したのはV8.0である。だが一般市民にとってこのルールは相変わらず複雑である。
でも碁の設計が極めて美しいから、買う人は後をたたない。
実はこういう目的で購入した人は実際碁をやっている人よりも多い。


対戦中俺ルールシステムが発動する模様