異常気象によってサクラの開花時期が遅れるなど不穏な流れが続くシブヤ区。
一部では春の彩りが見られたものの、神山高校では遂に開花を見ることは叶わなかった。
この惨状に声を上げたのはワンダーステージで話題沸騰中の高校生演出家(17)だ。
「他の植物から養分を奪いながら花の一つも咲かせない。正に戦犯、サクラ大戦犯だよ」と緑化委員としての憤りを露わにした。
昼休みの時間を利用して校庭へ移動した演出家はリュックサックから電動ノコギリを取り出し、サクラ並木の一本を切断。音を聞いて駆け付けた風紀委員の女学生に危険物の持ち込みを指摘されるも「これはモータで駆動される性玩具の一種であり、危険物には該当しないんだ」と弁明、追及を免れた。
想定外にもセクハラが功を奏したことで勢い付いた演出家は次々とサクラの木を伐採、付近で食事を摂っていた同ユニットの座長が倒木の下敷きになるものの作業は無事に完了した。
しかし元凶が倒れたとて失われた草花は戻らない。溜飲が下がらぬ演出家は倒木の下で呻く座長の肛門に性器を挿入、「男はクラフトエッグできないだろ」「渋でやれ」など野次が飛んだが「俺達の仲出しを侮辱するのはやめて頂きたい」と肛門性交を続行、烈火の如きピストン運動を見せた。
空を仰ぎながら行為に耽る演出家。更なる刺激を求めて性玩具を手繰り寄せるも股間に宛てがわれたのは電動ノコギリ。享年17、演出家らしいドラマティックな幕引きとなった。
友人が迎えた壮絶な死に対し座長は「ひとりえっちの錬金術師はもう居ない。これからは二人で歩んでいくつもりだ」とコメント、愛おしげに下腹部を擦った。なお彼らの活躍は同日フェニックスワンダーランドにて上演された模様。