アスクル損失、最大95億円…拠点集約が裏目
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170310-OYT1T50045.html
 オフィス用品通販大手「アスクル」は9日、埼玉県三芳町の物流倉庫の火災に伴う
損失が最大で95億円に上る可能性があると発表した。
これに加え、商品配達の遅れや注文のキャンセルなどの影響も出ているという。
ライバルのアマゾンジャパンに対抗するため、倉庫を集約し、配送の効率化を進めて
きたことが裏目に出た形だ。今回の火災を受け、ほかのネット通販各社も物流拠点
づくりの見直しを迫られる可能性がある。
損失が95億円に達した場合、2017年5月期連結決算の最終利益が赤字(前期は
52億円の黒字)に転落する可能性があるという。
アスクルは、オフィス用品だけではなく、個人向けに食品や日用品などを販売する
サービス「ロハコ」を12年に始め、力を入れている。
火災が起きた倉庫はこのロハコの東日本の拠点だ。約200億円を投じて自動梱包
システムなどを導入し、13年に稼働した。