【アベノミクス】 菓子大手の明治は25日、スナック菓子「カール」の中部地方以東での販売を中止すると発表した。

8月で同地域向けの生産を終了し、9月には店頭から姿を消す見通しだ。
滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県以西の西日本地域では
「カールチーズあじ」「カールうすあじ」のみの販売となる。

引き続きカールが販売される地域
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 明治によると、スナック菓子の競争激化に伴い販売が低迷。
1990年代に190億円だった売上高は2015年に
60億円程度までに減少していた。一時は全国での販売中止も検討したが、
1968年発売のロングセラーとして広く親しまれてきたことから、
地域を縮小したうえで販売を継続することにした。

 カール生産5拠点を松山市の工場1カ所に集約する。
キャラクターである「カールおじさん」「カールぼうや」など
「おらが村キャラクター」は引き続き使用する。

http://mainichi.jp/articles/20170525/k00/00e/020/344000c