粉ミルクにサルモネラ汚染の疑い、仏大手が世界で回収 対象7000トンか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171211-00000010-jij_afp-int
フランスの保健当局は、同国の乳製品大手ラクタリス(Lactalis)の粉ミルクがサルモネラ菌
に汚染された疑いがあるとして、中国や英国などを含む世界規模での製品回収を命じた。
仏国内で、同社の製品が原因で子どもが病気になった例が26件発生したことを受けた措置。
製品回収の対象国には、中国、パキスタン、バングラデシュ、英国、スーダンが含まれる。

家畜の腸内細菌に属するサルモネラ菌は、人間が感染すると激しい下痢や胃けいれん、
嘔吐などを引き起こす。
脱水症状に陥る恐れがあるため、特に幼児と老人には危険とされる。
外国での被害例が報告されているかについて、ラクタリスの広報担当者は「私の知る限り
ではない」としている。