https://news.denfaminicogamer.jp/interview/180202

高橋氏:
 絵の場合は、デザインする時に足し算と引き算の話があって、なんでもかんでも描き込めばいいというものでもないじゃないですか。
 それと同じで、ゲームの場合も足し算と引き算のバランスが取れていれば、よくできていると思えるんじゃないでしょうか。
 モノリスソフトは任天堂さんの傘下に入っていて、もちろん潤沢なバックアップがあるんですけど、世間様から思われているほど潤沢なわけでもないですし、
中規模のタイトルとそう変わらないぐらいのバジェット感でやっているんです。
 そんななかでやっていく時に、僕はもともとスクウェアにいたので、足し算の論理でやっちゃうんですね。

 だけど、引いていかないと伝わるものも伝わらないし、とっちらかったものになってしまうので。
そこは気をつけたいなぁと常々思っているんですけど、まだまだ道半ばですね。
やっぱり心に残るものはそのへんのバランスが取れていて、伝えたいものが引くことによって際立っているんですよね。