ところが、本当に3割というマージンが高率なのかといえば、実はソニー、Microsoft、任天堂の“ゲーム機御三家”も3割。
さらにはPCゲーミングで標準となっているSteamも(売り上げ条件で変化するが基本は)3割だ。

 ここまで全体を把握すれば、Epic Gamesの意図が見えてくる。
Appleが開発者向けの利用規約を見直してしまうと、ストアに登録する全ての開発者に影響を与えてしまうため、到底、承服できない。
言い換えれば、それが分かっているからこそ、(規定通りの)開発者アカウント停止までのストーリーで、3億5000万登録ユーザーのバックアップを求める作戦に出たのだろう。

 Unreal Engineを人質に、AppleがEpic Gamesに圧力をかけているように見えるが、人質に取っているのはAppleではなく、Unreal Engineを闘争のシンボルとしてFortniteプレーヤーやUnreal Engineを採用するゲーム(あるいはそのファン)をたきつけているEpic Gamesというのが筆者の見方だ。



お前のとこも3割取っとるやんけ(´・ω・`)