PS5 Slimモデルか 2022年生産開始で6nmプロセスとの噂

VGChartzで、AMDのセミカスタマイズ版6nm CPUを搭載しデザインを変更したPlayStation 5の生産が2022年に開始されるとの情報を伝えていました。

DigiTimesによると、業界筋の人物からの話としてサプライヤーが「デザインを変更したPlayStation 5」を2022年の第2または第3四半期に生産を開始する模様です。

またその業界筋は「デザインを変更したPlayStation 5」はAMDの6nm CPUのセミカスタマイズ版(現行モデルは7nm)で、今ある5nmのものよりコストが安いとも語りました。製造コストを意識しあえてハイスペックを求めないようです。となるとPS5 Proではない、単なるPS5 Slimとなる可能性が高いでしょう。価格も現行モデルより下がると思われます。

今回の話は扱いとしては単なる噂に過ぎませんが、ソニーは歴代PlayStationで初期型の次にはサイズを小型化(デザインを変更、と表現することもできる)した通称Slimモデルを価格を下げた上で発売してきた事実があります。DigiTimesの情報の真偽のほどはともかく、将来のPS5 Slimモデルの存在自体はおそらく誰も疑いを持たないでしょう。

PS5 Slimモデルの生産開始が2022年の第2または第3四半期だとすると、発売は早くても2022年の年末商戦期狙いということになりそうです。ただし現行のPlayStation 5は2020年11月発売ですので、わずか2年でのSlimモデル発売はちょっと早いのではないでしょうか。(日本市場ではPS4が初代/2014年2月、PS4 Slim/2016年9月と約2年半の間隔、PS3が初代2006年11月、PS3 Slim/2009年9月と約3年の間隔)。

https://gamegaz.com/2021050732881/



高性能版「PS5 Pro」、2023年〜に8Kプレミアム機として発売の噂

本題と言える「PlayStation 5 Pro」に関する情報です。これは現行PS5の上位機種であり、2023年後半〜2024年に発売される予定で、価格はPS5通常版よりも高い600ドル〜700ドル程度になる見込みと述べられています。


MLIDいわく、PS5 Proは同時期に発売予定のXbox Series X/Sの新型に対抗するもの。この新型ゲーム機にはAMD製の新たな高性能SoCが搭載され、より高性能なProモデルとして、プレミアム4K/8Kゲーム機に位置づけられる可能性が高いとのことです。

さらにMLIDの情報源によれば、一方のXbox Series SとX後継機には、コア数が増やされてクロック数が向上した6nmプロセス製造のAMD APU(現行のXbox Series X|SとPS5のプロセッサはともに7nm)が搭載されるとのこと。ここから、PS5 Proには新たな5nmチップが採用されると推測されています。


標準のPS5でも8K表示が可能と公称されていますが、現状では対応したゲームタイトルはありません。そもそも8Kテレビは今なお高価で普及には程遠い感がありますが、それらの価格がこなれてきた数年後に8Kタイトルを快適に遊べる高性能機を投入することは合理的とも思われます。

また2022年末には「PS5 Slim」が発売されるかもしれないとのこと。PS3やPS4世代でも、初代の数年後に小型・軽量化した低価格のSlimモデルが出た前例を考えると、こちらはProモデルよりも信ぴょう性が高そうです。

https://japanese.engadget.com/playstation-pro-2023-premium-8-k-030025335.html