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読書について語り合いましょう part3©2ch.net

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2016/03/25(金) 20:48:13.74ID:0OuP4PuY
読書について自由に語り合うスレです。
今読んでる本、以前読んだ本、好きな本、気になってる本や作家、読書の環境など、
色々な話題について、まったりと語り合いましょう。
もちろん、読書に関する独り言や書評なども気軽に書いて下さい。
ただし、趣味は人それぞれなので、誰かが不快になりそうな書き込みは出来るだけ控えてね。

【前スレ】
読書について語り合いましょう part2 [転載禁止]?2ch.net
http://wktk.2ch.net/test/read.cgi/mental/1427836147/

【前々スレ】
読書について語り合いましょう
http://wktk.2ch.net/test/read.cgi/mental/1406232947/
721優しい名無しさん
垢版 |
2016/07/21(木) 14:49:11.38ID:Rta4nStj
>>720
リルケは『若き詩人への手紙・若き女性への手紙』が優れた作品だったけど、詩は難解ですぐに投げ出してしまった
『マルテの手記』は冒頭を読む限り、きっと傑作だろうと感じたけれど、そこから読み進む事は無かったよ
今にして思えば、10代の頃に読んでおけば良かったな

若き詩人への手紙・若き女性への手紙
https://www.amazon.co.jp/dp/4102175016/
2016/07/21(木) 15:30:50.83ID:ISU0iTOb
>>721
私は詩集は読んだけど
ほかの新潮文庫から出てる3冊は未読という逆パターン
リルケに似ているという「幽霊」(北杜夫)という作品が読んでて苦しかったのでね
723優しい名無しさん
垢版 |
2016/07/21(木) 15:52:36.16ID:Rta4nStj
>>722
あの詩集が読めるとは…
凄いね
2016/07/21(木) 16:05:23.74ID:ISU0iTOb
>>723
読みはしたけど
理解したかと言えるかどうかw
725優しい名無しさん
垢版 |
2016/07/22(金) 05:23:20.29ID:syTiVSIk
クイズ形式で概念が意味する所を頭に焼き付けるのは悪くない
2016/07/22(金) 16:06:51.47ID:jt3NMfWz
ネスカフェゴールドブレンドを供に
「オデュッセイアー」を読んでいますが
神話でおなじみの神やその子どもたちもたくさん出てきますが
(それは誰だぁ?)と思うような知らない人間の名前もたくさん出てきて混乱しますな
トロイア戦争というのは本当にあったことだと本で読んだ記憶がありますがね
2016/07/23(土) 01:44:39.18ID:hXcNCEhq
詩集について教えて貰えないでしょうか。短い詩なら読めます。
持っているのはヘッセの詩集ですが、一遍一遍が(漢字これで良いかな)が心に染み入ります。
ランボーという人の死が有名のようですが、まだ読んでいません。

長編小説は読めないので、文学者の詩集なら読めるかも知れないと思いまして。
2016/07/23(土) 04:06:58.69ID:vHmSMMlx
ギリシャ神話いいね
ホメロスとかヘロドトスとか、神話が目の前に広がってる感じが良い

つい先週古代ギリシャの博覧会行ってきた
まあ、家でWiki読んでた方が面白いけど
2016/07/23(土) 11:49:09.46ID:kgSXOv8e
>>727
日本でオススメなのは新川和江さん
茨木のり子さん
吉野弘さんですが
ヘッセ詩集も読みましたね
ボードレールの「悪の華」もよかったな
2016/07/23(土) 12:02:29.82ID:kgSXOv8e
>>728
私も9月に横浜に芝居を観に行くついでに
その古代ギリシャ展を見に行く予定
その予習っぽい感じで「オデュッセイアー」を読んでいますが
146ページでやっとオデュッセウスが出てくるw
いやー、長い話だわw
2016/07/23(土) 12:04:56.62ID:NCrWBnLZ
まあ、ギリシャ神話で一番好きな話は
スーファミのヘラクレスの栄光3だけど
2016/07/23(土) 13:21:29.29ID:7immGICf
ヘラクレス面白かったねぇ。
2016/07/23(土) 14:07:23.51ID:hXcNCEhq
>>729
ヘッセの詩集は持っていて読んでいます。かなり良いですよね。
教えて頂きありがとうございます。
734優しい名無しさん
垢版 |
2016/07/23(土) 14:11:27.99ID:JJdgwRus
>>727
シェイクスピアの詩集も面白いよ
対訳だから「英語では、こんな風に表現するのか」と思ったりする事もあるし

対訳 シェイクスピア詩集―イギリス詩人選〈1〉 (岩波文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4003220587/
2016/07/23(土) 16:14:44.81ID:kgSXOv8e
>>733
あと草野心平の蛙の詩も好きだな
「おれも眠らう」とか
2016/07/23(土) 19:16:26.69ID:Pk/nNu7T
「ヲタクに恋は難しい」(1)という漫画を読みましたが
表紙の絵柄に惹かれてマケプレで購入したものの
これはカスタマーレビューを信用したほうがよかったかなという内容で
端的に言うと
あまり面白くない作品でした
2016/07/23(土) 20:07:26.56ID:vShyzb0/
同じ行を何十回も読んで進まない。
2016/07/23(土) 22:32:59.61ID:hXcNCEhq
>>734
ありがとう。英国の詩と言うことでシェークスピアが岩波文庫で紹介頂いたけど、
ならば日本の詩はどうかと万葉集を借りることにしました。もちろん図書館です。

万葉集なんて読む気が無かったのですが、「ちはやふる」と宮中歌会でいまも
続いている文化なので気になりました。
ちはやふるを読んでいると書いてくれた人にも礼を申し上げる。知らなかった。

近くの図書館は市の施設なのだけど、図書館部分以外に机と椅子があるスペースがある。
そこで何か勉強ができれば良いのだけど、「ホール利用者のみ」とあったので撃沈。
2016/07/24(日) 11:26:09.66ID:veCYqqhn
>>738
万葉集の歴史的背景が知りたかったら
「天上の虹」という漫画を読むといいですよ
中三のときにこの漫画にハマって
高校の修学旅行で広島・奈良・京都に行く新幹線の中で角川文庫の「万葉集」(上)を読んで
(あーやっぱり人麻呂の挽歌はいいなぁ〜)
とか思ってました
完全にクラスの中で浮いてましたねw
2016/07/24(日) 13:50:24.06ID:8adayfF5
同じ里中満智子先生の漫画で
「マンガ ギリシア神話」というのも買って読みましたが
こっちはつまらなかったので手放してしまいましたね
2016/07/24(日) 16:23:30.89ID:UzxmNfmq
マーティンスコセッシが映画化してて年内公開予定ってことで遠藤周作「沈黙」読んでます
この監督が好きなので
まだ途中だけど結構重いですね…うつ再発しそう
2016/07/24(日) 16:38:41.55ID:wm3Y7zlh
スコセッシ監督良いよね。
グッドフェローズ好きだなぁ。
2016/07/24(日) 16:55:14.97ID:KivFyxu1
>>741
遠藤周作さんはカトリックの信者ですが、どうも他のキリスト教徒の人たちと比べて
非キリスト教徒に近い感覚を持っていたような気がしました。
自分もキリスト教を学ぼうとしていた時期がありました。
しかしどうしても日本の歴史や風土とかとくらべて理解しがたいところがあり
今ではキリスト教を学ぶのをやめてます。

遠藤さんはそういう日本人がもつキリスト教に対する違和感(というか絶望感に近い)を
「沈黙」で表現された稀有な作家だと思います。
こういう内容の小説はなかなかクリスチャンには怖くて書けないものです。
(実際に「沈黙」に対して批判的なクリスチャンにあったことがあります)
それをあえて書いたところが遠藤周作の凄いところだと思いますし
自分にとっては同意できるというか納得出来るところの多い小説でした。
2016/07/24(日) 18:18:03.37ID:IESWDhyV
>>743
そういう日本人のキリスト教の理解の乏しさは芥川龍之介も短編で書いてましたね
作品名は忘れたが
2016/07/24(日) 18:23:21.00ID:FH11duG1
>>741
かなり内容の重い本でしたね
ポルトガルでも読まれているとか
2016/07/24(日) 18:50:27.65ID:KivFyxu1
>>744
芥川もそうなんですが理解の乏しさというよりも
自分たちの文化、伝統とのギャップに苦しむという内容ではありました。
理解しようとしても理解できないという感じでしょうか。
決して勉強不足とか理解しようとする熱意が足らないとかではなくて。
2016/07/24(日) 19:01:13.60ID:FH11duG1
>>746
なるほど。
理解しようとしても理解できない、か。
日本文化というものとキリスト教には内容が重なるものがあまりないですもんね
2016/07/24(日) 20:42:04.18ID:KivFyxu1
>>747
そのあたりの日本人にしか分かりにくい苦悩を
どれだけ上手く外国人監督が表現できているか興味がありますね。
2016/07/25(月) 10:48:41.33ID:c1bMx0Rj
「コンビニ人間」
コンビニ店員がうまくつとまるような人間のどこが不器用だというのだろうか
2016/07/25(月) 21:01:45.28ID:q6dEbteg
遠藤周作の沈黙も、太宰の駆け込み訴えも
ルーウォレスのベンハーの焼き回しでは?
キリスト教はアブラハムの時代から人間の弱さゆえの裏切りの歴史だから
特に日本人だけの感性ってわけじゃないと思うけど
2016/07/25(月) 21:10:44.72ID:zOo7Vyal
>>750
そっか
裏切るとか転ぶということはキリスト教文化圏にもあることか
2016/07/25(月) 21:16:49.14ID:q6dEbteg
ちなみに日本人とキリスト教が親和性がないというこも、
空海が受け入れられてる以上、信憑性を感じてないけど
ただ、空海すら実は日本人は勘違いして受け入れられてるっていうなら
そうなんだろうと思う
2016/07/25(月) 21:17:41.32ID:xpnofbyo
>>750
そうかな?
いま読んでいる方がおられるので直接的なネタバレは避けるけど、作者がなぜ「沈黙」というタイトルを付けたか考えれば他の洋画とは違うのは分かると思うよ
2016/07/25(月) 21:18:15.82ID:0OtRRDg/
ニーチェが“善悪の彼岸”の中でおなじような指摘をしていたっけな
2016/07/25(月) 21:22:42.83ID:xpnofbyo
なぜ「神は死んだ」ではなく「沈黙」なのか?
そのあたりもキリスト教が日本人に受容されにくいかを考えるヒントにはなると思います
欧米と日本では事情がかなり異なるのです
2016/07/25(月) 21:25:10.51ID:q6dEbteg
>>753
まあ、確かにベンハーのラストは奇跡が起きるけど
だったらペールラーゲルクヴィストのバラバを読んで見なよ
2016/07/25(月) 21:26:58.16ID:q6dEbteg
ちなみにベンハーは是非原作をお勧めする
2016/07/25(月) 21:35:38.56ID:q6dEbteg
>>755
思い思いの結論でいいと思うけど
そんなに単純に人間を割り切れるもんじゃないと思うけどね
2016/07/25(月) 21:37:16.16ID:xpnofbyo
もともとGODの存在が当たり前な欧米人と八百万の神を信仰してきた民族とは考え方が違うのです
その間の板挟みの苦しみを理解できないようから遠藤周作や芥川を読んでも意味がないでしょうね
2016/07/25(月) 21:39:54.04ID:q6dEbteg
>>759
沈黙を感じたのは日本人ではなくて宣教師では?
2016/07/25(月) 21:40:46.69ID:xpnofbyo
もちろん遠藤周作も芥川もキリスト教関連の小説に限りますけど
2016/07/25(月) 21:42:38.30ID:xpnofbyo
>>760
作者の悩みを登場人物に仮託したのでしょうね
2016/07/25(月) 21:44:29.90ID:q6dEbteg
>>762
ああ、そうだね
見当違いなことを言ったよ

>>759に関しては、もう少し掘り下げて宗教について考えて直してみてもいいと思うけど
2016/07/25(月) 21:53:19.20ID:q6dEbteg
たとえばキリスト教を作ったのは多神教の街の生まれであったパウロであったり
旧約のハバククの書を読んで見ても良いだろうし
聖書は最終的に答えが用意されてるものだけど
なんに対しての答えかといえば、葛藤に対しての答えだからね

洋書を読めば遠藤周作がそんなに離れてないことがわかると思うけど
2016/07/25(月) 22:07:30.00ID:mKSMQKA/
741ですが「沈黙」読み終わりここを読ませて頂き理解が深まりました。ありがたや〜
私が思い出したのは、カラマーゾフの兄弟の無神論を語るくだりと大審問官の章でした
幼子の虐待云々のあたりですね

そもそも沈黙というからには神様に人格的なものを対応させて考えることは適切なのか
そういう基本的なことがわからないので
ストーリーは追えても同じ思考の土俵に上がっているのか不安なところはありました
数学のしくみのように国や民族が違っても概念の共有が可能ならば
信仰についても小学生レベルで教えてもらえれば理解できるのかもしれません
2016/07/25(月) 22:15:15.30ID:saZumvxp
ベンハーとかバラバとかも読んでみたいですね
2016/07/26(火) 13:06:20.45ID:n+zG+jeC
「アシュリー」という本を持っています
このプロジェリアという、通常の8倍くらいの速さで身体が老化していくという難病を生まれつき持つ
14歳のカナダ人の少女・アシュリー・ヘギの話したことの聞き書きでこの本はできています
彼女は頭髪がなくはげ頭で血管が浮き出ていて
耳がとがり 身長も115cmくらいしかない
同じ病の親友が15歳で亡くなっているので
自分もあとせいぜい一、二年くらいしか生きられないことを知っている
なのに彼女はハッピーでポジティブでよくしゃべる
この本を読んでいると彼女がそんなに明るく強くいられるのは
神とキリスト教と天国の実在をかたく信じて疑わないからなんだということがわかり
神がどうのということを深く考えたこともない考えの浅い日本人には遠く及ばない境地だな
と思ったものでした
768優しい名無しさん
垢版 |
2016/07/26(火) 18:53:56.80ID:1PsTgHO1
キリスト教原理主義者の方かな?
広島に原爆を投下する前にエノラゲイの乗組員に「神のご加護を!」と牧師が祈りを捧げたのをしらないんだろうね
その後、神のご加護のもとにたくさんの広島のなんの罪もない異教徒の子供が虐殺されることになったのに
2016/07/26(火) 18:59:39.13ID:1PsTgHO1
あと日本人は多神教なので無宗教とは違いますよ
そのあたりは、ちくま新書「日本人はなぜ無宗教なのか」という本があるので是非勉強してください
2016/07/26(火) 19:02:07.92ID:85aqk1UA
宗教は怖いよね。母親の家系がアレだから、もう結構疲れるわ。
2016/07/26(火) 20:22:52.20ID:n+zG+jeC
>>768
いえキリスト教原理主義者ではありません
2016/07/26(火) 20:26:37.25ID:n+zG+jeC
>>769
その本は読みたいと思ったことがあります
多神教なのは知ってます
日本人 は無宗教とか無神論者とか厳密には言えないんですよね
「生活の中の宗教」という本を読んでみたいです
2016/07/26(火) 21:27:38.92ID:1PsTgHO1
>>771
すみません
決めつけたのはよくありませんでした
2016/07/26(火) 21:28:37.10ID:1PsTgHO1
>>772
その本によると開祖がいる宗教といない宗教があるそうで
神道は開祖のいない宗教に入るそうです
そこに仏教が混ざり合い日本人独特の宗教感覚が生まれた、と

廃仏毀釈までは今では意外ですが神道と仏教の境界が極めて不明確であったそうです
廃仏毀釈によって無理やり神道と仏教を分離した結果が日本人に「我々は無宗教である」という
誤解を生みだしたというのが著者の考えです

しかし本当の無宗教は死者も葬らずよって墓も作らず、初詣など行くわけもなく
お盆に墓参りもしないわけですね

少し初めの2つの書き込みはけんか腰に書いてしまいましたが、どうもそれは教会に通ってたときに
日本の文化を小馬鹿にしているキリスト教徒をたくさん見たのを思い出したからです
あなたに他意はありません、念のため

「生活の中の宗教」はググったらNHKの選書らしいので今度図書館で借りてきたいですね
積ん読の本を読んでからなのでいつになるかわかりませんが(^-^;
2016/07/26(火) 22:13:57.77ID:rQTW+2Z7
>>774
日本の文化を小馬鹿に?
なんか鼻持ちならないですね
キリスト教徒が食事の前と寝る前にお祈りをして教会に通うことと
日本人が食事の前に「いただきます」と手を合わせたり
仏壇の前で先祖を拝んだり
神社に御参りすることは
そんなに隔たったことでもない気がしますがね
2016/07/26(火) 22:49:58.18ID:eZBrxHIP
宗教や国民性の差異に注目するか、共通点に注目するかで
ものの見方がずいぶん変わるよ
キリスト教と仏教について、俺は共通点ばかり目につくけど
ある人はそうではないんだろうね
2016/07/26(火) 22:54:32.04ID:eZBrxHIP
まあ、昨日やけにつんけんしていた理由が理解できたけど
逆に俺はキリスト教を小馬鹿にしている空気が日本にはあるなあと感じてるけど
それについては、やはり差異を見つけたがっているんだなと思うね
人間、見たいものしか見ないから
2016/07/26(火) 23:07:41.49ID:1PsTgHO1
差異が見えないということは幸いなことです
本当に他文化を理解しようと努力しようとしてもできない人も大勢いるわけで
キリスト教に限らず漱石、芥川など近世の日本人は
日本人としてのアイデンティティと欧米文化とのギャップに苦しんできました

内村鑑三が「2つのJ」と言ったのもキリスト教に対する日本人の不理解への対抗も勿論ありますが
日本人としての自分とキリスト者としての自分の間に苦しんだ結果に出てきた言葉であるとも思います
2016/07/26(火) 23:09:38.36ID:1PsTgHO1
あ、近世じゃないですね
近代です
近世だと漱石と芥川が江戸時代の人になってしまいますw
2016/07/26(火) 23:20:45.58ID:5IlUnpZB
>>778
そこで見えない、と言ってしまうことに、まだ怒りを感じるよ

漱石や芥川や遠藤周作について、日本代表の心理として自分の心理を投影させるのも
それ自体があなたのアイデンティティだと思うけどね
2016/07/26(火) 23:42:35.93ID:1PsTgHO1
ここは読書について語り合うスレですから
作家を例に出すのは妥当でしょう
確かに差異を感じない日本人がいるのも事実でそこは否定していません
ただキリスト教というのは西洋の精神の核になるものであるので
理解しようとしても異邦人には難しいのはわかっていだきたいですね
2016/07/27(水) 02:14:12.89ID:PasJYn6/
いや、人間の代表の心理を見立てるのも個人のアイデンティティの範疇だと言っただけだよ

そもそも多神教であるか一神教であるかというのは、宗教体系であって
個人の願掛けに対して叶えられるか叶えられないかという点について、特に違いはないわけで
宗教というのは常に個人を裏切り続けてきていることに関しては
世界共通事項だと思うけどね

そもそも神道が日本に到来し、または仏教が日本に到来し、または空海が到来した時に
いったい日本人はその節目にどんなアイデンティティとの戦いがあったかは知らないけど
そんなことを忘れてキリスト教対仏教みたいな形に持っていくのは
日本人という概念を切り貼りしてるだけに過ぎないと思うし
時代によって様変わりするなら、さほどこだわるアイデンティティでもないことになるしね
2016/07/27(水) 02:28:14.30ID:PasJYn6/
浄土宗や日蓮宗のキリスト教との親和性や、
道元や禅による社会性への帰依が、いったいどんな意味を持ってキリスト教で表現されているのかとか
共通点は見つけようと思えば見つけられるし、そこで人間本来の肉体と精神の渇望を読み取れば
文学が面白くなるのではないかと俺は思うよ
2016/07/27(水) 02:34:37.17ID:PasJYn6/
そして俺がいちばん気になっているのは
自分の心理の由来がいかにして国民性と宗教に結びつくかという自己分析について
そんなのものは幻想に過ぎないと強く思うよ
2016/07/27(水) 08:58:22.15ID:7EGYodRA
>>774
うちのあたりの土地では現代でも寺と神社の区別が不明確です
平野の真ん中の村ですが
山岳信仰のようなものがまだ信心深い人の中にあり
山の中の寺や神社に村人が詣でていき
山に登ることが宗教行事
なんか土俗的ですが現代にもこういう信仰はなお健在ですわw
2016/07/27(水) 13:07:16.72ID:HcSpgJuQ
>>785
山岳信仰は神道由来なのか仏教由来なのか分けられないそうですね
確かに山伏とか僧侶でもなくもちろん神官でもなく不思議な存在です
山岳や巨岩や滝など自然そのものを御神体として祀るのは
確かに土俗的ではありますが、自然への敬意というものを感じられる素晴らしい信仰だと思います
2016/07/27(水) 13:22:51.14ID:Dw2etIhx
>>786
その山岳信仰の一環として小学六年生の夏休みに〇〇山登山という学校行事があったのですが
前日にプールで少し無理して200メートル泳いだせいか
当日に高熱を出して登山には行けなかったことがあります
まだ〇〇山には登ったことがありません
私が睡眠障害ぎみなのはそのバチが当たったという解釈は子供っぽいような迷信じみてるような
今からでも〇〇山登りたいですが
結構大変なことなので二の足を踏みますね
2016/07/27(水) 13:42:06.79ID:HcSpgJuQ
>>787
たぶん山岳信仰の一環なんだと思いますが
自分も小学生のときに学校行事で登山しました
それがとんでもない山道で小学生には結構きつかったのを覚えてます

で、そこの頂上にある寺が「極楽寺」というよくある名前の寺なのですが
軟弱な都会の小学生には登山がきついので、勝手にその寺を「地獄寺」と呼んでいましたw
今考えると罰当たりな子供たちではありました

今は二度と上りたくないし、また病気でそんな体力もないですね
2016/07/27(水) 15:46:09.33ID:Dw2etIhx
「エーデルワイス」という河惣益巳せんせいの少女漫画は
スイスの山で生まれ育った、父親が日本人の少女が
父親が失踪したため日本の親戚の家で育てられるのだが
大人になったら山に帰る、山が恋しいという
「アルプスの少女ハイジ」がモチーフみたいな
SFロマコメなのですが
うちの市の山岳信仰というのは死んだら魂が山に帰っていくとか
山に行けばご先祖への供養になるという思想で
山の恵みにより川は流れるため農耕ができる
だから山は拝むべきだ的な感じで
まぁ山で育ったわけではないので山に帰りたいとは思いませんが
山は心のよりどころですね
2016/07/27(水) 16:37:26.33ID:HcSpgJuQ
そういえば、桜庭一樹さんの「赤朽葉家の伝説」に
山の民と呼ばれる人たちの話が出てきましたね
サンカとか様々な名称で呼ばれていた人々です

明治時代に主人公の女性がその山の民の集団からなぜか乳幼児の頃に離れて
製鉄をなりわいにしていた労働者の夫婦に育てられていました
だから山の民(サンカ)としての記憶もないし山の民も直接は登場しないのですが
2016/07/27(水) 16:39:57.70ID:HcSpgJuQ
この山の民(サンカ)という人たちは不思議な存在でして網野善彦氏の本によると
明治時代になっても戸籍を持っていなかったようです
江戸時代よりも前から山々を定住せずに巡り歩いていた人々で謎多き集団ではあります
第二次大戦前まではこういう集団が存在できるほど
山地というのは奥深くまた秘境といえるような未知の土地もあったのでしょう

ちなみに「赤朽葉家の伝説」の舞台となった山陰地方には中国山地があり、
また中国山地は平家の落人伝説があるほど人目につかず生きていくには
最適な奥深い小盆地もあるので山の民(サンカ)がいたという設定にしても
無理は無いですし、桜庭さんが鳥取の出身らしいのでそういう話を聞いたことがあるのかもしれませんね
2016/07/27(水) 17:05:13.31ID:Dw2etIhx
>>791
鳥取の出身のわりには「私の男」という直木賞受賞作の中の北海道の寒さや家の中の暮らしの描写は妙にリアリティがありましたね
2016/07/27(水) 18:11:20.42ID:Dw2etIhx
「ちはやふる」十一巻を読んだ
団体戦の決勝で4組が運命戦になるなんてことは本当にあるのだろうかと思った
2016/07/27(水) 20:05:59.82ID:HcSpgJuQ
>>792
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」の舞台が旭川だったのですが
確かに北海道の雰囲気はよく出てました
ネットのレビューでもリアリティはあるという評価が多かったですね
わたしは北海道には一度も行ったことがないのでえらそうなことは言えませんが
雰囲気は味わえたような気がします
2016/07/27(水) 20:23:34.26ID:oCPrMVIn
「新装版あさきゆめみし絵巻」上巻を思い切って購入
ちょっと後悔した
この値段でハードカバーでないし
あんまり装丁が美しくない
中の絵も見たことのあるものばかりで
原画展を見に行ったことを思い出して
(原画のほうが綺麗だったような……)
と感じた
2016/07/28(木) 13:35:07.36ID:Yzc4i4I5
「北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅」というコミックエッセイを読みました
京都や沖縄って楽しそうだなーと思いました
それに比べると東北は(以下略)
2016/07/28(木) 20:14:26.19ID:rgPfkGxq
定期購読している「TV Bros.」が届きました
リオオリンピック特集がメイン
星占いで占い師さんに叱咤されて
痛いとこ突かれたな〜と思った
いろいろと怠けていたから
2016/07/29(金) 09:52:56.26ID:7O+unHwi
クイズ形式の本をマケプレで買って、「ページは書き込み無く良好な状態です」とコンディションに書いてあったのに、前の所有者が回答に○印をつけているのが届いたという…
2016/07/29(金) 12:47:46.65ID:CC6Z1R6X
>>798
私も読みたい雑誌をマケプレで買ったら
読みたいページが切り取られていたことが。
2016/07/29(金) 16:06:52.06ID:hX+FaQzV
万葉集読んでいます。詩を作れるようになりたい。
2016/07/29(金) 16:33:03.58ID:yf74gLaU
自分も漢詩を作りたい
岩波文庫の「李白詩集」読みました
2016/07/29(金) 19:02:09.32ID:CC6Z1R6X
川柳か俳句の本も読んだことないのですが
私が作ろうとするとどうしても短歌になってしまう
どうひねくっても五・七・五におさまらない
どうしたものか
2016/07/29(金) 19:36:48.57ID:CC6Z1R6X
短歌つーより自由律詩というべきか
2016/07/29(金) 21:49:10.36ID:hX+FaQzV
正式名称は知りませんが、宮中歌会と言うのでしょうか。いまでも和歌・短歌の類いありますよね。
適当なのは簡単に作れますが、昔の言葉・古文の言葉で作れと言われても無理ですが、
何かこう、歌会で読まれるくらいのを一度作りたいです。

万葉集は面白いので、岩波文庫のを図書館に返したら古本で買うと思います。
古今和歌集とかも買うかも。
こんな趣味は中学から始めるべきでしたね。以前の更級日記を読んでいる人たちなら、
中学ですらすらと読めたでしょうに。ゲームばかりした馬鹿な自分を省みます。

「ちはやふる」のかるたが和歌ですから、高校が男子校じゃなければなと残念です。(今は共学)
2016/07/29(金) 23:03:21.91ID:CC6Z1R6X
>>804
いえ、中学では更科日記もあさきゆめみしも読んでませんよw
高校に入って古典文法を教えてもらって
古文の授業で「十訓抄」の「安養の尼の小袖」という話を授業で読んで
すげえ面白かったので古文の世界にハマっていきました
あの先生元気かな
名前も忘れたけど
2016/07/29(金) 23:28:43.43ID:KSq8bj31
>>804
>以前の更級日記を読んでいる人たちなら、

あの人たちはまだこのスレにいるんでしょうかね
あのころは受験生でもないのに原文で更級を読む人たちがいると知って少し驚きました
私はあの後、現代語訳付きの文庫で「方丈記」を読みましたが、
敬語がほとんど使われてなくて更級や源氏よりはるかに読みやすかったです
今はときどき学生のころ使った予備校のテキストを復習する程度ですね
807優しい名無しさん
垢版 |
2016/07/30(土) 10:44:58.42ID:TuioXoPH
今後は読み終えた本について、Amazonレビューを書くことにしようかな
それが本の内容を咀嚼する事にも、繋がると思うから
2016/07/30(土) 10:57:58.18ID:1oHqS8zi
「オデュッセイアー」(上)を読みおえました
神々と神々のすえの物語
女神か魔女か少女か妖怪かわからない生き物がたくさん出てくる
ナウシカアーという人間のお姫様も出てくる
そういえばそっちのアニメ映画を最初から最後までまだ観てないことに気づいたw
2016/07/30(土) 12:31:52.12ID:KuoYka2y
胃薬のんどこ
2016/07/30(土) 15:39:28.50ID:1oHqS8zi
>>807
私はブログに読書感想文を書いてますが
これは単なる「ネタバラシ」では?
と思うような拙い文章しか書けなくて悔しいっす
2016/07/30(土) 23:28:23.30ID:1xsEeAu8
荻原浩さんの「海の見える理髪店」を読みました
いやー文句なく面白くて胸にひびくわ
「家族小説集」だそうで
生き別れとか死別とかいろいろある
それでも人は生きていく、という様子を丹念に描いてる
表題作ではあるアメリカのベストセラー小説のエピソードを思い出したが
こういうのはパクリとは言いませんよね(^_^;)
2016/07/30(土) 23:41:03.85ID:1xsEeAu8
>>806
実はまだいるんですが
コテハンはウザいだけかと思って
同じことを何回も書かないようにしているのですσ(^_^;)
2016/07/31(日) 09:41:51.95ID:eka7y+jr
>>812
ああ、いらっしゃいましたか
でもコテハンじゃないから気軽に書き込めるという面もありますね
2016/07/31(日) 13:03:46.36ID:FUIp6tAJ
今日からここで自分語りするンゴwwwwww
よろしくニキーwwwwwww
2016/07/31(日) 14:45:17.02ID:uNd9M8TZ
万葉集とか読んでみたいけど
難しそうだし、何より詩の面白さがわからないから躊躇してしまう
2016/07/31(日) 15:48:16.98ID:PLU3q0i4
志貴皇子の歌が好き
「岩走る垂水の上の早蕨の萌え出づる春になりにけるかも」
2016/07/31(日) 15:55:17.16ID:PLU3q0i4
>>815
岩波ジュニア新書の「詩のこころを読む」という本がオススメ
けっして難しい言葉は使われていないのに
詩というものの本質にせまる深〜い洞察がある本で
「現代詩の長女」と呼ばれた詩人・茨木のり子さんが
現代の詩をいろいろ引用、解説してくれている名著です
2016/07/31(日) 15:59:14.00ID:PLU3q0i4
ああ、失礼しました
万葉集の歌が読みたいんですね
関連書籍で歴史的なことを確認しながら読むと面白さ倍増ですよ
2016/07/31(日) 16:17:22.11ID:NYFQDa3A
小説を二冊借りました。
村田沙耶香の消滅世界を予約しました。
2016/07/31(日) 16:50:21.77ID:eka7y+jr
万葉集を読むとなると、
上代助動詞の知識等も要求されそうですね
「ゆ」とか「らゆ」とか
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