冬期間でもカブに乗っている人は少なく無いと思いますが、皆さんオイルは大丈夫ですか?

と言うのも冬期間はエンジンの温度が上がりにくく結露によってケース内に侵入した水分が蒸発せずオイルと混じりオイルが乳化してしまったりする事があります。
まぁ、オイラの周りのカブ乗り達は雪道でも山ほどブン回してるので十分、水分が蒸発する程の熱をエンジンに入れてるので大丈夫とは思いますが(笑)
あまりエンジンの温度が上がらないような運用(頻繁なチョイ乗り)をしてる人はオイルの乳化をチェックした方が良いかと思います。

4輪などでは、ちょい乗りしかしないオバちゃんのマフラーはすぐ穴が開くって言います(実際そうです)
停車後、マフラー内には暖かい空気が有り、マフラーが外気に冷やされ暖かい空気内の水分が内部で結露します。
チョイ乗りしかしないので溜まった水分が蒸発して飛ぶ程の温度にもならず、どんどん水が溜まっていく。
オバちゃんはぶん回す事も無いので排圧で水が出て行く事も無く・・・
溜まった水でマフラーが錆びて穴が開く訳です。

カブでもコレと同じような状況になる事は十分考えられます。
実際、オイラもその辺を深く考えてなく、パーテーションとか付けないで(適正なエンジン温度管理が出来てなかった)雪道走行をしていた頃にオイルの乳化を経験してます。
オイルの乳化は著しくオイル本来の機能を低下させます。
乳化が原因でエンジンを焼き付かせた事例も聞いた事があります。
さらに、今どきの車やバイクは暖機不十分でアクセル全開なんかにしているとブローパイガスが大量に発生します。

ガソリンがオイルに混ざるわけですから、オイルの劣化を促進します。
大気中に放たれると公害にもなりますので、市販車ではエアクリーナーボックスに戻し、再び混合気と同時に燃やすようになっています。

上記内容に心当たりがある方は、オイルチェックしてみては?