たけし 「いやーまいりましたね」
きよし 「なにがですか?」
たけし 「なにがですかじゃねーよ お前、実際と全然ちがうじゃねーかこのヤロウ」
きよし 「いい話だったじゃないですか 僕のかっこよさも描いてくださってね」
たけし 「なにがいい話だバカヤロウ お前のつっこみなんかもっと下手くそだったよ」
きよし 「そんなことないですよー 土屋君よかったなー」
たけし 「うるせーこのやろう 見た目だって全然良くなってるだろあれじゃあ」
きよし 「そんなことないですよ あなたはどうなんですか、あの柳楽君が演じてくれたんですよー」
たけし 「柳楽くん?」
きよし 「そうですよ柳楽くんですよ」
たけし 「なぎらってなぎら健壱しかしらないから」
きよし 「やめなさいっての」
たけし 「でも何だな、オイラはあのままだったな」
きょし 「は?」
たけし 「柳楽くんだろ? あのまんま そっくりだよ 当時のオイラはあんなだった」
きよし 「やめなさいっての」
たけし 「色男だったなー もうストリップのお姉ちゃんとかどんどん寄ってきちゃって モテちゃってモテちゃって」
きよし 「嘘じゃないそれ」
たけし 「おいらの事務所がお姉ちゃんで満杯!」
きよし 「エレベーターボーイでしょあなた」