さっくり描かれてたから、苦悩してなかったみたいに見えるのかもだけど、
実際の話読んだら(井上雅義「幸せだったかな」 *映画の中のイケメン構成作家
藤山新太郎「たけちゃん、金返せ」)、けっこう鬱々としてたのが書かれた

両方の本とも面白かったけど、実際は売れていくたけしさんに対する、
深見師匠と先輩芸人(映画の中では高山さん)の嫉妬とか、
インコを可愛がってた若手ストリッパーへの鬱憤が溜まりすぎて、夜中にホウキで楽屋を叩き回ったとか
毒舌漫才過ぎてなかなか賞が取れずに、浅草の大通りで寝っ転がって、叫んでたりとか。

映画の中では、師匠役の大泉さんと、高山さん役の役者さんが、比較的キレイに切なく演じてたけど
たけしさんの売れはじめの頃には、もうちょっと濃い感情的な確執もあったみたいだね