24時間営業のスーパーでレジ付近に大便をしたとして、北九州市若松区の無職男性(53)が威力業務妨害の罪で起訴される事件があり、福岡地裁小倉支部は21日、求刑通り罰金30万円の判決を言い渡した。

 15日の初公判では、事件当時酒に酔っていた被告が「人間のやる行為ではない」と述べ、井野憲司裁判官は「恥ずかしい思いをストッパーにして、飲酒をすぱっとやめてください」と諭していた。

1冒頭陳述によると、酒に酔った状態で入店した被告は店員に「うんこがしたいんや」と要求。

防犯のため深夜はトイレを貸せないと伝えられると憤慨し「ここでする」と、店員らの前でズボンやパンツを下ろして排せつしたという。