それに関してはこのレビューが適格かな

ペルソナ5のデザイン哲学

現在のJRPGに対する批判は「時代遅れ」というものです
その批判対象は「メニューベースの戦闘」と「線形的なストーリー」であり
これを「オープンワールドかつアクションベースの戦闘」で克服しようとしたのがFF15でした

一方アトラスはJRPGの伝統を放棄せず、現代のゲーマーのためのJRPGを再設計します

メニューをスクロールするばかりのシステムはインタラクティブではなく退屈なので嫌われます
だからアトラスはメニューを捨てるのではなく、インタラクティブで楽しいメニューを作りました
ただメニューをスクロールしてコマンドにカーソルを合わるだけの行為にさえあらゆるアニメーションが反応します
これらの改良は戦闘以外にもおよび、世界をグラフィカルに盛り上げます

ペルソナ5は線形的なストーリーの問題を彼らなりのアプローチで解決します
このゲームにおいては奇妙なバイトをしてもいいしミニゲームで遊んでもいい、女の子とデートしてもいい
同時に、どう過ごそうともストーリーイベントはスケジュールに従い進行します
プレーヤーは選択の自由度と線形的なストーリーの重みを同時に感じる事ができます

個人的には、アトラス式の「伝統の継承と進化」にほかの企業も従う事を望んでいます
gamecrate