Nintendo Switchで「強引移植」が増えつつある?人気ゲーム機の光に付随する“影”
https://jp.ign.com/nintendo-switch/50780/feature/nintendo-switch

■メガネを外してプレイしているようなSwitch版『Apex Legends』
2021年3月10日にNintendo Switchで配信された『Apex Legends』は、明らかにクオリティを犠牲にして移植が行われたタイトルだ。


そもそもNintendo Switchは他機種に比べるとスペックが低く、それが足を引っ張るケースもある。『Apex Legends』の場合は要求スペックがそこそこ高いため、Switch版は解像度が低くなっている。
TVモードで720Pで、携帯モードで576Pと、他ハードと比較すると明らかに見劣りするのだ。

TVモードで1080P出力するとキャラクターがぼやけるほど解像度が低く、遠距離での撃ち合いもかなり難しい(もはやスナイパーを持ちたくならない状況だ)。
しかもフレームレートが30fpsなので、PC版をプレイしたあとに遊ぶと時の流れが遅くなったかのようにすら感じられる。


Switch版もクロスプレイに対応しているのだが、プレイ中あきらかに他機種についていけないことがわかる。激しい場面になるとフレームレートが落ちるし、処理落ちで一部グラフィックが描写されなくなったり、クラッシュが発生するとも報告されている(ただしアップデートで調整は行われている)。


グラフィックもデータ容量の問題もかなり強引で、ゲーム体験としても他機種とSwitch版ではかなり内容が異なる。
とはいえクロスプレイを切ればそれなりに遊べるし、一切合切すべてが違うわけではない(環境的にはだいぶ特殊なものにならざるを得ないが)。