https://www.gamer.ne.jp/news/202302250001/
――確かに「シアトリズム」シリーズはただ楽曲があって、実装すればいいというものではありませんからね。

間氏:
そこを考えると、今の時点でできるのはここまでとなります。

鈴井氏:
今回は、まず追加コンテンツも含めた502曲を一緒に楽しんでいただきたいと。
とにかく今は、それだけですね。ただ、そうしたお気持ちはこちらにも伝わっていますので……。

間氏:
これから色々なゲームが出てくる中で「シアトリズム」シリーズという形で今後もIPが続いてくれて、
次の世代の開発者から「僕がやります!」という人が出てくれたら、すごく嬉しいですよね。

鈴井氏:
「FF」シリーズの45周年とかでね。

間氏:
我々としては、今回が最後というつもりでやらせていただいております。
こういうこと言ってて、来年あたりにまた何かあったらどうしようなんですけど。

――我々としてはどんどん撤回してくださっても一向にかまいませんが(笑)。

間氏:
うーん、でもタイトルの相談に乗ってくれた哲さん(スクウェア・エニックス 野村哲也氏)に怒られるから……。

鈴井氏:
「ファイナルバーラインって付けただろ!!」って。ありありと想像できる。

――前回「カーテンコール」と付けたのに、また出てしまいましたしね。でもそこは、ファンからすると大目に見ていただけると助かります。
そして10年後も「シアトリズム」が息づいているのを願ってやみません。

鈴井氏:
もし10年も経てばきっと「FF」シリーズやスクウェア・エニックス関連作品もたくさん発売されて、曲も増えているでしょうしね。
もし新作が出たら、その時の環境やハードにあった内容になっているんだろうなと思います。
こうやってたくさんの人が喜んでくれるタイトルになったので、その声がこれからも長く残っていけば、きっと誰かが何かの形にしてくれるんじゃないでしょうか。
もちろん我々もそうしたお声は拾っていきたいですし、そういった声があるんだよって伝えていきたいですね。