なぜ評価が低いのか?スクエニはもう一度考え直して欲しい『鬼ノ哭ク邦 体験版』感想 Need for Switch

奇しくも「昔のRPGの輝きを現代に」という同様のコンセプトの『オクトパストラベラー』という
ゲームがスクエニから昨年発売されています。このゲームは、スーパーファミコン時代に人気が
あったドット絵のコマンドRPGをベースにして、懐かしさを全面的に出しているんですよね。

しかし、その一方で私達現代人が「こんなの初めて」という要素も大々的に取り入れています。
HD2Dというドット絵に現代的なグラフィック表現を加えた、今まで見たことがない映像。
『ブレイク』『ブレイブ』というリソース管理の面白さを際立たせたオリジナリティのある戦闘システム。
ただ過去の模倣をするだけでなく、しっかりと『温故知新』のゲームとして作ったわけですよ。

きっと『あの頃のRPG』にも、当時基準でこのような「見たことがない奇麗な映像」や「新しいバトル
システムの新鮮さ」などの感動や喜びがあったはずです。『オクトパストラベラー』を作った人たちは
それが分かっていて、ゲームにもしっかりとそれを盛り込んだ。その結果「昔のスクウェアのRPGの
輝きを思い出させるゲーム」と評価されて、ビジネスとしても成功できたのだと思います。

しかし、残念ながら本作を含め、TRFの作るゲームにはそのどちらもありません。(全文はリンク先で)