国産乗りには努力が足りない。だからいつまでも国産から脱却出来ないのだ。
1日1食、6畳一間のアパートに屈折18年。
当時の彼女は、節約の為に別れて久しい。
120回ローンは勝利の証だ。
貧乏国産乗りには決して組む事は出来ない聖域だ。
俺は今年で50歳、この若さでハーレーを手に入れたのだ。決して簡単な事ではない。俺だからこそ成し遂げたのだ。
俺はこうしてセレブになったのだ。

貧乏国産乗りよ、僻むな。


連続釣り小説【お金持ちな俺】より引用