まずこちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=CYqMCRbGcF0

ご覧の通り3:00からエンジンを思いっきり回して検査しています。
これはホンダの工場での新車完成検査ですが、他メーカーやクルマでも同じことをやっています。
ほとんどの人が出す無料1か月点検でもやります。

つまり納車の時にはエンジンは目いっぱい回されていて、さらに1か月後にも回されるんです。
私は以前クルマの仕事をしてまして、こういう仕事をしている人たちは運転好き=飛ばし屋でして、
工場内や販売店内での移動の際も躊躇することなくエンジンをぶん回します。
何度も目いっぱい回されたエンジンの回転を抑えて走るって意味ないでしょ。

実際私は慣らし運転は一度もしたことありませんが、10年以上平気で乗れています。
さらに今住んでいるのが周りを山に囲まれた環境で、市内の移動ですら峠越えがあります。
エンジン回さないと坂を上がりませんので、ここに住む私たちは慣らし運転が出来ません。
それなのに周りには10年以上乗られているクルマがたくさん。
つまり慣らし運転なんて意味ないんですよ。

やるのは自由ですけど、周りの迷惑にならないように運転してください。
125で上り坂だとアクセル全開でないと交通の流れに付いていけませんから。
しいて言うならエンジンかけてしばらくはおとなしく走ってください。
これはタイヤとかボディを温めるためで、暖機運転してエンジンだけ温めてもダメってことです。

長持ちさせたいなら雨ざらし、チョイノリ、使わないの3つを避けましょう。
エンジンよりもボディの方が先に壊れます。
雨ざらしでは痛みが数倍速くなりますから、屋根付き駐輪場に保管が理想。
チョイノリで冷えた状態のままで終わりではなく、なるべく温まった状態で長く走るように。
機械は使わないと壊れますから、なるべくこまめに、出来れば毎日乗るのが理想です。