俺は『大阪人』が考えるべきことは2つしかないと判った。

1つは『大阪の経済』と未来だ。
大阪はかつては東京に次ぐ第2の都市だった。
だが、経済の東京一極集中の波にのまれてそれも過去の話となりつつある。
大阪には人も多く、歴史もあり、活気もあり、人情もある。
だが景気の後退は現実で、街を歩けばシャッターが目立つ。

時代の流れで店を閉じることもあるだろう。
だが未来はどうだ?
その空いた店舗を借りて商売をしようという者がどんどんと減って行けば、
大阪は過去の都市と化すだろう。
現実問題から言えば大阪の経済は東京より弱いし、
大阪が没落すれば関西地域の経済は究極的に後退し、只の田舎になる。

2つ目についても語ろう。
それは『大阪人の心』だ。

大阪の街はごちゃごちゃしていて救急車が走りにくい。
それが頻繁に出動するように成れば、街には常にサイレンの音が響き渡り、
大衆を不安にさせる。

有益な情報もなく、明るい未来の展望もなく、
不安を感じさせる音だけが響き渡っている。
それが現実だ。

人々の不安を払しょくするために、多くの情報を開放しなければならない。
そして情報を隠している者の正体を考え、
何者に仏罰を与えねばならんのか?大阪人もそろそろ考える必要があるのだろう。