WHOは設立当初は貧しい途上国など感染症対策支援や
衛生状態の改善に各国の協力の下、一定の成果を上げてきた。
が、現在、先進国の関心が遠ざかるにつれ資金面での問題に直面するようになる

そこでWHOは資金調達先を新たに開拓するようになる。巨大製薬企業である
互いの利害が一致する関係の構築により、組織の科学的中立性に疑問符が付く。
予防医学などの分野などがその典型で今や製薬企業の広報機関かのような見解を排出し続けている。

この様な状況に目を付けているのが中国の様な新興国である事は明らか。
かつての先進国に代わってこれらの国がWHOの新たなパトロンであろう

WHOが設立当初もっていた人類全体の健康に寄与すると言う目的を実現するには
今、様々な問題を組織内部に抱えている。 

WHOはかなり以前より曲がり角に立っていたと言える。