【テンプレ候補】
北瀬「FFVIIの、星と命というテーマについては、坂口さんが基本となる思想を持っていました。
書類で書かれていることだけじゃなくて、直接詳しく話してくれていたんですよ、その星と命の
思想について。それをFFVIIというゲームの世界観にうまく定着させるのが私の仕事でした。
坂口さんの中にベースがあったから、星や宇宙などの設定をしっかりと作れたのだと思います。」

野村「ストーリー上、潜入するというシチュエーションで道の真ん中を進んでいくわけには
いかないですからね。オリジナル版はランダムエンカウントで、そうした部分は想像の範疇
でしたが、今作はシームレスで潜入の経過が目に入るわけですからリアリティーの面で必要だと
判断しました。物陰に隠れて兵士をやり過ごしたり、そこから手りゅう弾を投げ込んで敵を
殲滅するといった利用の仕方ができます。もちろん面倒だという方は突っ込んで戦えますよ。」
野村「あの足場のところだけで完結するのではなく、空間を広く使った、マップの特徴を
活かしたバトルが展開し、クラウドとバレットを切り換えながら戦うことになります。たとえば
クラウドの剣では届かない位置にいる敵は、バレットに切り替えたほうが効果的なわけで、
そのあたりも戦略性があるものになっています。ガードスコーピオンは途中でモードが変化して、
オリジナル版にはなかった挙動を取り出します。今回のスクリーンショットも、ミサイルが落ちて
きている様子などがわかるはずです。かなり派手なバトルになっていますよ。」
野村「マップやオブジェクトの破壊も起こりますし、ガードスコーピオンの脚を壊すといった
部位破壊の要素もあります。」