>ゲームの冒頭でバレットと壱番魔晄炉の作戦を進めるクラウドの声は、誰にも気を許していないというのが解る、“クラウドらしい声”だ。しかし幼馴染のティファの前では、その声音が、ふっと和らぐ。

それまでの硬い声から、一気に雰囲気が柔らかくなるのだが、決してクラウドらしさを失うほどではなく、それでいてティファにだけは「これが素のクラウドなのだ」と解るトーンで、文字のセリフだけでは難しい微妙な感情が声に乗せられている。